2007年06月19日

はまいち音楽室


は~い、ありこ先生のピアノ教室がはじまるよ♪(自分で先生って言うな~~)


今日のお題は「テトラコード」です。


レッスン1・テトラコード


音楽の3要素はごぞんじですか?

そう、メロディー、リズム、ハーモニーですね。


ではそのメロディーを作っているのは何でしょう?

そう、音階です。



では、その音階を作っているものは何でしょう?

それは二つのテトラコードです。


テトラポットではありません。テトラコード、です。

ちなみにこのテトラポットは、なんでもうちの親戚のおじさんが会社で発明し、

特許権は会社にあって、おじさんは儲からなかったときいています。

すごいぞ、おじさん!悲しいね、おじさん・・・・



話がそれました~

テトラコードにもどります。

牛乳のテトラパックでもありません。って、くどっ!

でも、そこにヒントが!

要するに4つの音ということです。



ドレミファソラシド を半分にすると

   ドレミファ   ソラシド     って、4つづつになりますね。^^

この4つの音には約束事があります。


ドとレのように、となりあう音の関係を「2度」というのですが、

この2度には二種類あります。


ピアノの鍵盤を思い出してくださいね。

ドとレの間には、黒い鍵盤がありますね。これを「長2度」とよびます。


では、ミとファの間はどうでしょう?

ここには黒い鍵盤がありません。これを「短2度」といいます。


ドレミファの間を表すと、 

 ド (長) レ (長) ミ (短) ファ  になります。わかる?わからんかな~?


では、わかったということで、同じくソラシドの間を調べると

 ソ (長) ラ (長) シ (短) ド  になります。あなたの家のキーボードで要確認。



音階(正確には自然長音階)は、

「長長短」のテトラコードがふたつくっついている、ということです。


その連結部分は、長2度それとも短2度?

こたえは、ファとソの間には黒い鍵盤ありますので。長2度です。



もうわかりましたか?


音階は、長長短のテトラコードを二つ、長2度で連結した2両編成の電車です。



では、問題。宿題です。誰か、コメント欄に答えてね。



「ラ シ ♯ド レ」  が一両目です。これに続く2両目は?


シとドの間には、黒い鍵盤がないので短2度ですが、ここを長にしなくてはならないので、

ドがすぐ横の黒い鍵盤に動くと長になるんですよ。

この規則を使って考えてね。



音楽やっている人には簡単だけど、

こんなこと勉強したことないぞ、という方にぜひ答えてほしいですね。



っていうか、誰か~~

だれもいない~~~~・・・?


では、本日の授業はここまで。

ありこ先生のはまいち音楽室でしたあ~~~

(誰ですか、いまいち、って言うのは・・・)  


Posted by ありこ at 21:09Comments(23)

2007年06月16日

このピアノ今どこに

1903年に製造されたピアノ。


100年以上前の物をアンティークとよぶ、という定義にあてはめると、

何とかぎりぎり、アンティークピアノの中に入ってますね。



リシュパンの「白鳥の死」という詩をモチーフに、

白鳥や睡蓮などが描かれた美しいピアノ。


アールヌーボーの有名な家具作家である

ルイ・マジョレルが

楽器メーカーのエラールと共同で作りました。



エラールは、リストのお気に入りメーカー。


このピアノは、松江のティファニー庭園美術館にあったのですが、、

残念なことに、こちらは訳あって開館6年で閉館したようです。



今はいずこに・・・・・  


2007年06月15日

デビ夫人とポンパドール夫人


先日テレビで、デビ夫人の邸宅を見ました。

皆さんの中にも、ご覧になった方がいらっしゃるかな。


もう、想像どうりのイメージの家でした。



うちの弟のお嫁さんは、時代様式などの専門家なのですが、

様式を統一するヨーロッパと違い、

日本人はインテリアにそんなことを考える人が少ない、と言っていましたが、

デビ婦人も、その少ない中の一人なのでしょう。



ポンパドール夫人の、ロココなのよ、と番組の中でも発言がありました
これが、そのポンパドール夫人です。



ルイ15世の公妾で、湯水のようにお金を使い、

豪華な邸宅をいくつも作り、サロンを持ち、影の実力者を操り、

私の時代がやってきた、と言い放った才色兼備の女性です。

平民でありながら

貴族以上の教育を受け、公人となった人です



彼女が多くのお金を使ったことは、

ロココというひとつの文化が発達するのに、多いに寄与したんですね。



音楽では、モーツァルトに代表される、

装飾音符を多用した、軽やかでサロンっぽい雰囲気のものです。



家具などは、曲線を多用した葉っぱの複雑な柄や、

ロマンチックなイメージのパステルカラーなどです。



デビ夫人の雰囲気から、ロココ好きな感じがしていましたので、

家具などが画面に映ったのを見て、

やっぱり~、と納得。


本人が雰囲気までかもしだしているなんて、素敵なことです。



デビ夫人って、ポンパドール夫人の生まれ変わり?みたいな気がしちゃいました。

美貌が目に留まり、インドネシア大統領夫人になった経緯も、何だかそれっぽい。



日本でロココは人気の高いアンティークですが、

この時代に、古代ギリシア・ローマの遺跡が発見されて、

ヨーロッパでブームになったので、

アンティークというのは、古代ギリシア・ローマをさすそうです。



古代ギリシア・ローマの音楽きいたことありますか?

その話は、またそのうちしたいと思います。  


Posted by ありこ at 13:40Comments(3)アンティークつながり

2007年06月14日

絵画の中のアンティークピアノ


誰の絵かご存知ですか?

ルノワールです。


蝋燭用の台がついていますね。
猫脚(山羊脚)ですね。

ボルドーカラー、木目でしょうか。

椅子も雰囲気ありますね。

自分の家にこんなピアノがあれば、
随分雰囲気がかわりますよね~~~

絵の中のピアノ。

反対に

ピアノに絵が描かれているものもあります。

天使の絵もあったりするんですよ。
また、探しておきます。

天使の好きな私は、「天使ブログ」もやっています。

お好きな方は見てくださいね。

http://angel.mie1.net/